安定よりもしなやかに。体を整えるヤジロベーのようなバランス

いつもリノアのブログをお読みいただき、ありがとうございます。

今回のテーマは、ハワイ語の「Pono mau.(常に本来の正しいバランスで)」。

私たちは心や体の状態を整えようとするとき、無意識のうちに「ブレない安定感」を求めてしまいがちです。

でも、「安定」と「バランス」というのは、実は少し似て非なるものなのではないでしょうか。

イメージするなら、「安定は、どっしりとした『箱』」。そして、「バランスは、ゆらゆら揺れる『ヤジロベー』」です。

「箱」の安定と、「ヤジロベー」のしなやかさ

平らな地面に置かれた「箱」は、ビクともせずにしっかりと安定しています。でも、それは裏を返せば「自ら動くことができない状態」とも言えます。

一方で「ヤジロベー」は、常にゆらゆらと傾きながら動き続けています。決してガチッと固定されているわけではありませんが、倒れることなく、見事なバランスを保ち続けています。

「安定」は変化しない頑丈さ。 「バランス」は揺れ動くしなやかさ。

これはどちらが良い悪いという話ではありません。 ただ、「私たち人間の心と体は、どちらのモデルに近いか?」と考えてみると、答えは明らかですよね。

揺れることを許容する、健やかな体

私たちの心も体も、ガチガチに固定された「箱」のように生きることはできません。常に気温は変わり、ストレスにさらされ、感情も揺れ動く日々の中で、ブレない頑丈さを求めすぎると、むしろある時プツンと糸が切れたように壊れてしまいます。

本当に健やかな状態とは、一切揺れないことではなく、ヤジロベーのように「ゆらゆらと揺れながらも、しなやかに自らの中心(軸)に戻ってこられる可動性」を持っていること。

揺れることを恐れず、その時々の変化を受け入れながら、しなやかにバランスを取り続けることこそが、最も自然で健全なあり方なのです。

あなたの「しなやかな軸」を育む体のケア

日々の忙しさや緊張が続くと、私たちの体はヤジロベーであることを忘れ、まるで「ガチガチに固まった箱」のようになってしまいます。肩に力が入り、呼吸が浅くなり、自律神経も張り詰めたままになってしまうのです。

リノアの美容鍼やお体の調整は、あなたの体を無理やり「正しい位置に固定する」ためのものではありません。

体に溜まった余分なこわばりを緩め、本来のしなやかな可動性を取り戻すこと。 ゆらゆらと心地よく揺れながら、自然と自分の中心に戻ってこられるような「しなやかな軸」を、心と体に再び作ってあげるためのサポートです。

揺れながら、整えていく

「いつも完璧にブレない自分でいなきゃ」と、肩肘を張る必要はありません。 多少の揺らぎやアンバランスも楽しみながら、ヤジロベーのようにしなやかに日々を重ねていきましょう。

あなたが常に、あなたらしく心地よいバランス(Pono mau)でいられますように。

それでは、また次回のブログでお会いしましょう。

Pono mau.
(ポノ・マウ)
意味:常に本来の正しいバランスで(Always in perfect balance and harmony)